椎間板ヘルニアと睡眠

現在通院中の方の、旦那さんの話です。

10年ほど前、当時70歳くらいだった旦那さんが、腰椎椎間板ヘルニアになってしまったそうです。
激痛で、動けないような状態で、病院に入院しても、牽引治療も痛すぎてできず、ただひたすら薬を飲んで2週間寝ていたそうです。

痛みは減らなかったのですが、2週間たったら規則により退院することになり、自宅に戻っても動けず、またひたすら薬を飲んで寝ていたそうです。

退院してから2週間くらいたった頃、「あんなにひどかった痛みはなくなり、すっかり良くなった」そうです。

それ以来、痛みは再発せず、今でも元気に暮らしているそうです。
雪かきをしたあとは、多少痛みが出るそうですが、普段は全く大丈夫なんだそうです。

(痛みが取れた時に、病院に行って、ヘルニアがどうなったのか確認してもらおうと検査を頼むと、「痛みがないなら必要ないです」と言われ、検査してもらえなかったと。
「どうなってたのか気になるなー」と、今でも言うそうです。)

この話を聞いて、自然治癒力って、本当にすごい!!と思いました。
70歳過ぎても、きちんと自分で痛みをとれる力があるんですね。
手術しなくて済んで、本当に何よりだと思います。
やっぱり出来るなら、切らずに治したいですよね・・・。

椎間板ヘルニアで悩んでいて、でも施術を受けに来ることが出来ない方でも、睡眠をしっかり取ってもらえれば、椎間板がどんどん強い状態に戻っていって、この方のように、痛みなく暮らせるようになるのかもしれません!
是非、しっかり睡眠をとってみてください。
でも、痛くて眠れないという人もいるので、実行できる人は限られるのかもしれません・・・。
できるだけ、横になって、体の重みが椎間板にかからない状態で安静にしてあげるだけでも、だいぶ違います。

この方は、仕事も引退したあとだったから、ひたすら休むことができたのが幸運だったと思います。
これが、仕事を持ってる方だと、ずーっと寝ているわけにもいかないし、仕事で体に無理な姿勢をしたり、疲れがたまってしまったりすると、改善が遅くなってしまうと思います。

「痛みが出る動作は、しない」
「痛い時は安静に」
「痛みの原因を早く取り除いてあげる」
「痛みがとれてもしばらくは安静に」
「痛みの出ない体の使い方を覚える」

こういうことができれば、痛みに悩むことが少なくなると思います。
手術は最終手段にして、できるだけ体を傷つけずに良くしていきたいですね。
同じ気持ちの方を、応援していきたいと思います。

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