腰痛放浪記
「腰痛放浪記」、有名な本みたいですが、初めて読んでみました。
ストレス性の痛みとも関わる仕事をしてるわたしにとって、ものすごくおもしろい本でした!!
最初は客観的に読んでましたが、そのうち患者さん側の夏樹さんに感情移入するようになり、更にはお医者さん側にも感情移入したりと、忙しかったですが、最後の方にはつい涙ぐむくらい、そして読み終わった後にはとてもさわやかな気持ちになりました。
ここまで頑固にストレス性なことを受け入れない患者さん(夏樹さんの場合は無自覚で)、何人か今までみたことありますが、わたしでは無理だったので、やっぱり病院で入院施設もあって、お医者さんで、という環境じゃないとダメなこともありますね。
わたしは、自分で出来る範囲で精一杯のことをしていこうと思います。
元々人気のある作家さんの腰痛体験談なので、文章自体もおもしろかく、他の本も読んでみたくなりました!
読む前は、「ストレス性の患者さんが来た時に何か使える内容だったらいいなー」っていう気持ちだったのですが、実は、わたし自身も、夏樹さんのように痛みが出るかもしれない性格だなーと気付き、今のうちに読んで良かったです。ちょっとずつ軌道修正していこう~と思いました。
あーすごく良い本だったなぁ。
自分ではストレスだと全然これっぽっちも思ってなかったことのせいで、3年間もあんなにひどい痛みに悩まされて、それに目を向けて解決していったら、あんなにすっかり治るなんて!!!
まぁ自分もストレス性の痛みは体験しましたけど(笑)
わたしもストレス性だと気付かないで、しかもずっとそれが続く環境だったら、今でも痛かったのかなー。うん、痛かった自信があります!
とりあえず、夏樹さんの本をもう一冊買ってあるので、次はそちらを読もうと思います。
次の本は、サブタイトルが「心が痛み、心が治す」なので、これまたとても興味深いです!!
でも夢中になりすぎて、変にストレスにならないように、合間にミシンで家庭科クラブごっこを楽しみたいと思います♪
ということで、夏樹静子さんの「腰痛放浪記 椅子がこわい」の感想でした。
是非一度機会があれば読んで下さい~。