肩こりと自然形体療法
今回は、お悩みの人が多い、「肩こり」について
書いていきたいと思います。
あなたの周りの方でも、悩んでいる方が
いらっしゃるのではないでしょうか。
実際に整体院で問診をしていて、
「長年肩がこってて・・・」
「いくら揉んでもらっても治らないんです」
「湿布貼ってもぜんぜんダメなんです」
などと相談されることが多いです。
今までおよそ半分以上の方が、
肩こりも治してほしい、とおっしゃいます。
肩こりって不思議だと思いませんか?
同じ人でも、昔は全然こらなかったのに、
いつの間にか肩こりに悩まされていたりします。
人によっても違いますね。
たとえば、同じような、パソコンをずっと使う仕事をしてても、
こる人はどんどんこるし、大丈夫な人は全く平気です。
なぜでしょう?
一般的に、肩こりは、「血行不良が原因」と
考えられています。
だから、今まで、「揉む」「叩く」「押す」などして、
血行を促進させれば良いのでは、と考えられていました。
でも、結果はどうでしょうか?
そのときは楽になっても、また次の日にはつらくなりますね。
「ぎゅーぎゅー揉んでもらって、揉み返しがひどくて・・・」
など、つらくて治したかったはずなのに、
余計つらい目にあってしまうこともあります。
揉んだり押したりしても、頑固な肩こりの人が
「肩がこらなくなったよ!」ということには
残念ながら、ならないようです。
「その場しのぎとわかっていても、
つらいから揉んだりしています」
「なんとか少しでも楽になりたくて・・・」
わたしも肩こりで悩んでいたので、
その気持ちはとてもよくわかります。
揉んでも叩いても一向によくならず、
いつも肩がつらくて、半年くらい苦しんでました。
「いやー、わたしも肩こり症になってしまった・・・」
と、がっかりしたことを覚えています。
でも、今は肩こりで悩むことはなくなりました。
肩こりの本当の原因は、「筋肉の過剰な緊張」です。
変な姿勢をする癖があって、筋肉に負担がかかっていたり、
一時的に「血行不良な状態」になったときに、間違った手当てを
してしまったり(押したり揉んだり叩いたり)してしまうことで、
筋肉の緊張癖がついてしまうのです。
もし、最初に「こった」と感じたときに、揉まないで自然に治るのを待っていれば、
肩こりは勝手に解消されて、「肩こり症」にまでなることはなかった、と思います。
「肩こりを作りたければ、揉みなさい」と、わたしの師匠は言います。
正しい肩こりの解消の仕方は、「筋肉の緊張をゆるめること」です。
間違ってぎゅーぎゅー強い刺激を与えてしまうと、余計に悪化します。
揉んで治るなら、今頃肩こりで悩む人はいないはずです。
揉んだりすることは、「一時しのぎ」です。
その場は楽になりますが、結局肩こりの癖がついてしまいます。
お風呂も、半身浴ではなく、熱くない温度のお湯に、
首までつかった方が、肩こりにはいいです。
筋肉をゆるめられる療法、何か思い当たるものありますか?
もし何か思い浮かぶなら、そちらでゆるめてもらえれば良いですが、
何も考え付かないなら、「自然形体療法」が力になれるはずです。
体に負担がかからないやさしい施術で、
筋肉の緊張をゆるめることができます。
お早めに、お近くの「自然形体院」にお越し下さい。