年齢・体重と痛みの関係
今回は、痛みについての考え方です。
膝や腰が痛くて病院に行くと、よく、
「もうその歳だから、仕方ないですよ」
と言われるようです。
言われてしまった人は、かわいそうです。
「それならもう治らないのか・・・」と落ち込んでしまいます。
でも、本当に痛みって、年齢のせいなのでしょうか。
実際には、若いうちから膝や腰が痛かったり、
逆に、100歳でも元気に畑仕事できる人もいますね。
痛みは、年齢のせいではありません。
本当に年齢のせいなら、
「何歳になったら必ず痛くなる」
というような決まりがあるはずです。
痛みがあるということは、必ず何か原因があります。
その原因は、「年齢」や「体重」ではないのです。
「今までの体の手入れの仕方が間違ってた」ことや、
「体が、間違った動かし方を癖にしてしまっている」こと等です。
それは、修正して、正しい状態に戻していくことができます。
「歳のせい」「体重のせい」と言われた時は、単に
西洋医学では「対象外」の痛みなんだ、と思って下さい。
もちろん、体重が重すぎるよりは、ある程度の重さの方が、
体にかかる負担も少なくなりますし、体も楽になります。
でも、太っているなら、その重さに耐えられるだけの筋肉も
一緒についています。(急激に増えた場合は別ですが)
太っていても、歳を取っていても、あきらめることはありません。
「あきらめない限り、体はきちんと回復していきます」
と師匠はいつも教えて下さいました。
前向きに、自分にあった方法を探し、あなた本来の
「痛みのない、楽な体」に回復させていきましょう。