頚椎ヘルニアのズキズキした痛み

頚椎ヘルニアの方が来院されてます。

初回は、常に腕がズキズキした状態で、1か月くらいかなりつらかったそうです。

今日は1週間空けて2回目だったのですが、「ズキズキはだいぶ収まって、夜眠れるようになりました」と報告して頂けました。

まだしびれはあるし、痛みも完全にとれたわけではないですけど、病院、整骨院、ペインクリニック、カイロ等、良さそうなところを何軒も行っても悪化する一方だったそうです。

椎間板が悪い場合、「器質疾患」なので、施術で痛みのない状態に戻してあげても、それを維持できるようになるためには、とにかく睡眠や休息をたくさん取って、新陳代謝を促して、椎間板が丈夫な状態に戻してあげる必要があります。

ヘルニアになる人は、「椎間板の組織が弱っている」という下地があった上で、何か強い負担がかかることがあったときに、ヘルニアになってしまうようです。
徐々に進行していく、慢性タイプのヘルニアもあります。

椎間板が正常な強さなら、ヘルニアにはなりにくいです。
体に負担がかかる生活が続いていたことで、下地ができあがります。
頚椎にヘルニアがあるなら、腰椎ヘルニアにもなりやすいです。
頚椎と同じように、腰椎の椎間板も弱ってると予想されるからです。

肩こりなどの、「体の勘違い」を直してあげれば数回で良くなる症状とは違って、全く痛みがなくなるまでには早くても10日から2週間、体の回復力が低くて丈夫な組織に戻りにくい方だと、もう少しかかってしまいます。

でも、施術で痛みのレベルは減っていきますし、何より、実際に痛みが減っていくことで、「手術しなくても大丈夫かもしれない」という明るい気持ちになれることで、ストレスも減って、どんどん良い方向に進んでいくと思います。

椎間板にはストレスも大敵ですからね。。。

こういう症状が出てしまう人は、今まで仕事や家事などを一生懸命がんばっていて、自分の体をゆっくり休めてあげられずに、ずっとがんばってきた人が多いです。

がんばる人が悪くなるなんて、切ないと思います。

痛みが出たことをきっかけに、今度は少し自分の体も大切にしてあげてほしいです。

ずっとがんばるためには、健康じゃないとがんばれませんよね。

「忙しくて休む暇もない」という方、そのまま無理が続くと、「がんばれる期間」が短くなってしまいます。

正しい手当をしてあげれば、体はどんどん回復していきます!

自分のことを心配してくれる、大切な人たちのためにも・・・。
痛みのない体に戻って、「人生を楽しめる体」を取り戻してほしいと思います。

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