正しい骨盤の位置

最近、立て続けに、「腰から背中の痛み」の症状で数名来院されました。
若い女性だったのですが、共通している点がありました。
それは、「腰を反らせ過ぎている」ということです。

壁に、背中とお尻とかかとと頭をつけて立ってもらうと、腰と壁の隙間に手がすっぽり入ってしまいます。
これは「反らせ過ぎ」です。
だいたい、手のひら1枚分くらいの反り具合が正しい状態、と本で読みました。

それで、無理に腰をくっつけようとしても、もちろん全然くっつきません。
この悪い姿勢のままだと、腰や背中に負担がかかってしまって、筋肉がカチカチになって、腰痛や背中の痛みの原因にもなります。

なんでこうなるのか、というと、骨盤の位置が間違ってるからです。
「尾骨」と「恥骨」が、横から見たときに、並行になっているのが、正しい骨盤の傾き具合、ということです。
そっている人は、尾骨が高くなっています。
しっぽを丸めるように、お尻をしめるようにして、骨盤の位置を意識してもらうと、それに伴って背骨の生理湾曲も正しい位置に近づきます。

この姿勢だと、腰痛などになりにくいので、わたしもいつも意識しています。
最初の頃は、かなり腹筋が辛くなります(笑)
普段使ってない筋肉がとても使われます。
1週間もしないうちに、この姿勢を楽にできるようになると思います。
そうすればもうこっちのものです(^-^)b
自然なキレイな姿勢になって、体も楽だし、見た目もキレイになりますよ~。

ちょうど、同じようなことを、先日購入した「仙骨姿勢講座」という本にも書いてありました。
とてもわかりやすく解説されてましたので、気になる方にはおススメです!
「らくーん」にも置いてあります。(ただし、貸し出し中の場合もあります)。

普段、仙骨とか恥骨とか尾骨とか、全然意識しないで暮らしてるかと思いますが、たまたま正しく使えてる方は良いですが、間違った使い方を、知らずにずっとしていると、今回の方達のように、痛みを出すことで体が「間違ってるよ」と教えてくれるようになります。

是非、鏡の前で一度チェックしてみて下さい。

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