脊柱管狭窄症と自然形体

「病院で、脊柱管狭窄症と言われて、リハビリや湿布、注射を続けてきたけど、痛みが取れなくて辛いです」

と、よく相談を受けます。

研修中、師匠に質問したことがありました。

わたし:「この療法で、脊柱管狭窄症は良くなるんですか?」

師匠:「病名はついていても、実際に施術してみれば、別なところに原因があるかもしれない、施術して痛みが楽になる技を選んで、楽にしてあげなさい。
狭窄するには、必ず何か原因があるはずです。姿勢が悪かったり、体のどこかが異常があるはずなので、それを見つけて、回復させるお手伝いをしてあげれば、手術しなくても良くなります。今まで何人も診てきましたが、楽になって帰りましたよ」と。

自分が実際に、脊柱管狭窄症の方を施術してみると、やっぱり人それぞれ、痛みが楽になる技が違って、「あの人にこれが効いたから、きっとこれが脊柱管狭窄症にすごく効果があるのだろう」と思って、また別の人に同じ技を使うと、「あっ、痛いです」と言われてしまったり。。。

狭窄してるんだから、背骨のゆがみもすごく関係あるだろうと思ってアレコレやっても痛みが全く変化せず、結局は椎間板を牽引すると痛みがほとんどなくなったり、と、本当に人それぞれだなーって思います。

いつか、病院と提携できるように万が一なったら、痛みがとれたときにもう一度レントゲンやMRIを撮ってもらって、痛みのない状態の時には、画像で見ても変化があるのか、検証したいです。

今日、初めて来院された脊柱管狭窄症の方も、春からずっと痛みがあったそうですが、かなり楽な状態になって帰って下さいました。

来年の仕事始めから、しっかり痛みがとれるまで、趣味も休んで通ってもらうことになりました。
今の段階では、まだ「施術後の楽な状態」を体が記憶できていないので、きっと何度かまた痛みが戻ってしまうと思います。

体がきちんと「良い状態」を覚えるまで、何度か反復学習をすることで、痛みが楽な体に戻ることができます。

人間の自然治癒力って、本当にすごいです。
でしゃばらない程度の「お手伝い」をしてあげることで、どんどん回復していきます。

次に来院した時には、痛くない体で会えるといいな^^♪
元気でしゃんしゃん歩けるようになるまで、全力でお手伝いしたいと思います。

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