3人目の有痛性外脛骨
昨日おとついと、わたしにとって3人目となる有痛性外脛骨(内くるぶしのあたりの骨の痛み)の患者さんが来院されました。
9歳の、とってもかわいい女の子です^^
今年、フィギアスケートでジャンプして捻挫してから、こじらせて、有痛性外脛骨の症状も出るようになってしまいました。
病院でも整骨院でも治らなかったそうです。
初日は、痛みがひどく、少しさわるだけでも痛みが出てしまうため、ひたすら体の緊張(警戒)をとくことが中心の施術になってしまいました。
ひたすら地道にゆるめてみました。
捻挫の痛みもありました。
ようやく少しさわれるようになり、施術を進めていくと、最初は赤く腫れていたけど赤みが引いて、1cm近く出てた外脛骨も、3分の1くらいになりました。
捻挫の痛みも取れたそうです。
歩くとまだ痛みが残っています。
1時間以上施術してしまったので、終了にしました。
(長くやりすぎると、患者さんの体の負担が大きいので・・・)
「写真を撮っておけば良かったね!」と思うほどの効果でした。
ただ、ずっと痛かったから、足がカチカチになっていて、施術で筋肉がゆるまることで、正座したあとのようなしびれが出始めてしまいました。
これは、かなり緊張が強かった人が施術でゆるまると、たまーになることがあります。
階段を使う時にも太ももまで痛くなってたくらいだったので、すごく体が無理していたんですね。
しびれは、帰宅後お風呂に入ったら余計に強くなり、お風呂のあとは外脛骨も施術前と同じくらいに出てきてしまったそうです。
お風呂に入ると、体が回復モードになるので、一時的に症状が強くなることがあります。
でも、症状が出切ってしまったあとには、すごく楽になることが多いです。
たいていの人は、この「あとで痛くなる」という経過無しで良くなっていくのですが、症状が出た場合は「あー、カチカチすぎたんだなー」と思って下さい。
痛みが出ても、回復までの過程ですので、心配ないです。
自然形体は、「最悪でも現状維持」なところが好きです。
無理なことや痛いことを一切しないので、来た時以上に悪化することはありません。
ただし、「悪いところがよくわかる」という状態になるので、症状が重かった人は、今回のように、ちょっとつらくなってしまうときもあります。
施術を軽めにすれば、こういうのも軽く済むときもありますので、もしご希望があれば教えて下さい。
そのかわり、最初の何回かは、症状の改善がゆるやかになることもあります。
次の日、朝起きると、しびれもなくなり、外脛骨もすっかり小さくなっていたそうです。
夜に2回目の施術をしました。
昨日と違い、最初からさわれます!!!やったーーー
これでようやく普通の施術ができます。
2回目の施術後は、歩いた時の痛みも取れていました。
でも、また痛い方の足だけにしびれが出てしまいました。
若いから、回復力が強くて、ほんとにあっという間にしびれが出てきます。
初回のあとよりは、しびれる範囲が減ったそうです。
きっとまたお風呂に入ったあとにしびれが強くなったかな??
朝起きたら大丈夫になってたかな??
次回は、様子をみながらまた来てもらうことにしました。
あと数回で、きっと卒業できると思います。
早くスケートできるようになるといいですよね^^
かわいいからすごく似合うんだろうな!!
まだ通院の途中でしたが、症例報告でした。
スケートできるようになったらまた報告させていただきたいと思います。