脊柱管狭窄症・・・経過

12月30日から、ひどい腰痛で通院中の方の経過を報告したいと思います。
最近、だいぶ良くなってきました。

初回の時のブログ

【問診時の症状】
4月の半ばから痛みが出始めて、それからずっと続いている。
4日前に家の掃除をして、その夜から、しびれと痛みが強くなり、それからも増えている。
病院で、脊柱管狭窄症と言われていて、今回も、痛いところに注射をした。
年末で忙しくて、何日か連続で外出して無理してたことが原因かも・・・とのことでした。

【状態】
まっすぐ立てない、右の坐骨が激痛、右足全体にしびれと痛み・感覚もにぶい、まっすぐ寝たり寝返りでも痛い、かなり変な姿勢で寝ると少し楽になる、右のお尻をつけて椅子に座れない、じっとしてても病む、かばってるせいか、膝も痛い
・・・などなど、かなり辛い症状でした。

【1回目・12月30日】
かなり慎重に施術をしました。
姿勢を変えてもらうときも、かなり痛そうでした。。。
痛い人を見てるのは、とても辛いですね・・・。
家族の方も、今まで辛かったと思います。。。
体幹が「くの字」になってるゆがみを調整しました。
椎間板を牽引。
筋肉の緊張をゆるめる・・・などなど
「来た時より楽になった!」と喜んで頂きました

【2回目・1月5日】
また、かなり痛い状態で来院・・・。
前回の楽な感じは、翌朝までだった。
その時まではまっすぐに立てた。
施術をするが、また痛みのために「くの字」に戻ってました
椎間板を伸ばすと痛みが楽になるが、またすぐ痛みが戻る・・・
坐骨が原因?と思ったけど違うし・・・
2回目のあとは、あまり改善されませんでした。

来た時より改善しないで帰るというパターンは、滅多にないので、ちょっと落ち込んでしまいました・・・。
でも、椎間板の症状は、仕方ない・・・、回復しやすい体にはできた、と、自分を励ましました。。。

【3回目・1月7日】
かなり痛い状態です。
でも、「とても楽しみにして受けに来ている」とのこと。
日常生活でも、「とにかく体を横にしていて下さい」という指示を守って下さっていて、いつも横になっている。
施術後には、「前回は変化なかったけど、今回は楽になりました」と。

【4回目・1月14日】
前回から今まで、「いくらかいいかな?という気がする」と。
地下鉄に乗って座ってると、やはりお尻が痛いけど・・・。
でも、前ほど「病んで病んでどうしようもない」と我慢できない時間が減った、気がする。
施術後には、「あー、楽ですね」と。

【5回目・1月20日】
まだ痛いけど、楽にはなってきた。

【6回目・1月24日】
座っていられるようになった。(前は、食事の途中で痛みが我慢できなくなっていたが、食事を最後まで食べられるようになった。20~30分は大丈夫)
椅子から右のお尻を出さなくても座れるようになった。
立ったり座ったりはまだ痛い
膝の痛みもだいぶ良くなってきた(10年前に両膝手術している)
お風呂も、昨日までは入れるようになっていた
(前までは、お風呂の姿勢が痛くて入れなかった)

【7回目・1月30日】
まっすぐ立てるようになった。午前中は痛みがすごく楽。
午後から痛い。
まだ歩けないけど・・・。
足のしびれや痛みが、太ももはだいぶ軽くなってきた。
膝から下は、まだあまり変わらないけど。
歩くとちょっとふらふらする、自宅の廊下でリハビリ中。

【・・・まだ通院中ですので、続きます~】

☆院長コメント☆
最初は一進一退でしたが、だいぶ良くなってきて、本当に良かったです。
・・・読み返してみると、あんまり劇的な改善ではないですけど・・・
椅子に座れたり、午前が楽だったり、ひどい病みがおさまってきたり、足のしびれや痛みが改善されたり、少しずつですが、よい状態に近づいてきています。
一日中ずっと辛かった痛みが、午前中だけでもなくなったことは、わたしもとても嬉しいです。

病院では、「このままだと歩けなくなる、早く手術しなさい」と言われていたのですが、手術は最終手段と考えている方で、「他のことで良くなるなら、手術はできるだけ避けたい」とのことでした。
牽引したら痛みが楽になることから、「椎間板が改善されたら、きっと良くなっていくのでは」と思っていたので、今回施術開始から一か月たってだいぶ改善してきたのは期待通りでした。
「椎間板の修復には、10日から1か月くらいかかる」と聞いていたからです。
(体の回復力や安静にできるかどうかによって、もっと長い方もいらっしゃいます)

今の調子で、もっともっと体が回復していけば、きっと手術しなくても良いくらい楽になっていくと思います。
その日を楽しみに、今後も全力でお手伝いしたいと思います。

最初は本当に辛そうで、見ているだけでも辛かったから、「らくーん」を選んで下さったこと&少しでも力になれたことが、すごく嬉しいです。
自然治癒力を応援できる「自然形体療法」だから出来た「お手伝い」だと思います。

安静にして、とにかく横になってて下さったことが大切でした。
休まないと良くならない症状というのが、やっぱりあるんです。
「器質疾患」で、組織の回復を待たないといけないときです。
今回の方の症状もそうでした。
出来ることは「お手伝い」だけでした。
ただ寝ているだけでは、回復もしにくいですが、ゆがみや筋肉の緊張をゆるめたり、椎間板を修復するお手伝いをしたから、改善してきたんだと思います。

活発な方なので、早く、痛みなく歩き回れるようになってほしいです。
次回も、しっかりとお手伝いがんばります!

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