ぎっくり背中 別バージョン
先日、「ぎっくり背中」の方の症例を書きましたが、また違う「ぎっくり背中」の方が来院されました。
一口で「ぎっくり」と言っても、いろんなタイプがあるなぁって改めて思いました。
前回は、「筋肉の緊張タイプ」でしたが、今回は「椎間板タイプ」でした。
なので、同じ手法では痛みが取れません。
椎間板の手法をかけて、それでようやく痛みが軽減されます。
でも、椎間板の痛みが出る人は、椎間板自体が弱ってしまっているので、痛みがとれても、何も悪いことをしなくても痛みが戻ってしまうんですよね~。
骨折してる人がすぐにくっつかないのと同じです。
体の回復を待たないといけません・・・。
それでも、1日空けて2回目に来た時には、初回のときより半分くらいの痛みになって、できる動作も増えていました。
患者さんと一緒に色々と研究しながら、どれで一番楽になるか見つけていって、帰りにはまただいぶ楽になってくれました。
今日も、ゆっくりお風呂に入って、いっぱい寝てくれるそうです。
そうしてくれると、回復が早いから、わたしも嬉しいです^^
痛みで困ってる方、痛い時には、出来るだけ無理せずに休んで下さいね。
こじらせてしまうとやっかいなので、早めの対処が大切だと思います。
椎間板の場合は、10日から3週間くらいで痛みのない状態で生活できるようになるのが多いようです。
生活習慣や体質などによって、回復までの期間が人それぞれですが、みなさんゴールは一緒なので、一緒にがんばりましょう!
この療法は、施術後には目に見えて楽になるケースばかりなので、希望を持ってがんばれるのでは、と思います。
出口の見えない毎日は、辛いですからね・・・。