膝をついたら痛む・オスグット
小学校高学年、女の子。
クラブ活動大好き。運動大好きで、いつの間にか膝が痛くなり、床に膝をつくと片足だけ痛い。周りから「オスグットだろう」と言われる。
施術してみると、ふくらはぎがパンパン、というか、プリプリ、というか、とても張っています。丁寧にゆるめ、膝用の手法をし、痛みを確認。「膝をついたまま歩いても痛くなくなりました!」とのことです。
その後しばらくして一緒に遊んだ時、様子を聞くと、「あれから膝痛くないです!」とのことで安心しました。
【解説】
オスグットは、運動が好きで一生懸命がんばる子供に出やすい症状です。運動をしない子にはあまり出ないようです。「成長痛」と言われますが、運動してなくても成長はするし、今回の子のように、片足だけ成長するという考え方も、うーん・・・と思ってしまいます。
病院では、「仕方ない」「運動を控えなさい」「大人になったら治る」などと言われますが、そうではなく、施術で痛みは楽になっていきます。オスグットを改善できる療法は、当院で採用している「自然形体療法」だけのようです。筋肉もゆるめることが大切なので、日常生活でも、運動後のストレッチをしっかりしたり、お風呂にゆっくり入る習慣も、早く回復するためには大切です。今までと同じ生活習慣では、また痛くなってしまいます。「身体の使い方が間違っているよ!」と教えてくれている、と考え、施術で痛みが楽になったあとも、体を大切にする習慣を身につけてほしいと思います。