半月板損傷・お医者さんの話

半月板シリーズです。

先日、半月板損傷で来院された方が、お医者さんから、こう言われたそうです。
このお医者さんの意見に、わたしは賛成です。

「半月板損傷で、手術をして、一時的に良くなる人はいるけど、そのあともずっと良い状態でいるという人はほとんどいない。
たいていは、またすぐに痛みが戻るか、そもそも手術しても痛みが改善されないか、だ。
あなたも、手術以外で良いと思うことを、納得いくまで試してみて、それでもしダメなら、インターネットで、手術をした人の体験談をたくさん読んでみて、それでも手術しようと思うのなら、リスクを踏まえた上で、自己責任で手術して下さい」と。

「他の医者は、手術後の話を全然しないでしょ、それで、『手術をすれば痛みがとれる』って患者さんは思ってしまう。手術するなら、そのお医者さんに、手術を受けたあとにどうなるか、痛みは本当に楽になるか、受けた人の経過はどうか、など、そういうことをしっかり聞いてみて下さい」と。

この患者さんは、他のお医者さん2人に診てもらった時には、「半月板損傷は手術しかないので、手術しましょう」と言われたそうです。

わたしは、もし自分がどこか悪くなったら、最初に書いたお医者さんに診てもらいたいな、と思いました。

自分がこれからすることの結果を、包み隠さず話してくれるのが、信頼できる先生だと思います。

体にメスを入れるということは、とても大変なことです。
失敗したら、取り返しがつかないことです。
もしかしたら、手術しても痛みがとれないかもしれません。
半月板とは別のところで、痛みが出ているかもしれません。
良いことも悪いことも全部わかった上で、わたしなら、自分で納得いくまで「どうするか」を考えたいです。

確かに、半月板自体は、それを縫ったり取ったりしてしまえば、処置は済んだので「良くなった」とお医者さんは言うかもしれません。

でも、手術という選択肢が合っているなら、みなさん痛みが取れて、笑顔で「手術してよかった!」って喜んでいると思います。
でも、現実はそうではない、と、この整形のお医者さんは正直に話して下さっています。

半月板を損傷しても、「しばらく様子を見て、ダメだったら手術しましょう」と言われるように、損傷したから必ず手術、というわけではなく、損傷があっても、痛みなく暮らせるなら、手術はしなくても良いということになります。

自然形体療法では、体を正しい状態に近づけてあげて、自然治癒力が最大限に発揮できる体になるお手伝いができます。

「半月板損傷 自然形体」で検索すると、たくさん症例が出てくると思います。

是非、手術の前に、選択肢の一つとして、自然形体療法を受けることを考えてみてほしいと思います。

手術は、どうか最終手段にしてほしいと願います。
試せることは、何でも試してもらいたいです。

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