むずむず脚症候群の改善方法
むずむず脚症候群って呼ばれてる症状があるんですよ、という会話を施術中にしていると、「あっ、わたしもなったことある!」と言われるケースがよくあります。
むずむず脚症候群の症状と特徴
(Wikipediaより引用)
自覚症状としては、じっとした姿勢や、横になったりしていると、主に下肢の部分に(患者によっては、脚のみならず腰から背中やまた腕や手など全身にまで現れる)「むずむずする」・「じっとしていられない」・「痒い」だけでなく、「ピンでなぞられているような」・「針で刺すような」・「火照るような」・「蟻やミミズなどの虫が這っているような」などの異様な感覚が現われ、時には「振動」のような感覚まで感じたりする場合もある。また「激しい痛み」を感じるなどさまざま。この苦しさは、「脚の中に手を突っ込んでかき回したいぐらい苦しい」と表現する患者もいて、この症状の辛さを表している。
このむずむずとした不快感や痛みなどの不快な異常感覚・身体症状が、下肢や腰・背中・腕などに出現するため、患者はこれを抑えるため、常に脚を動かしたり、身体をさすらなければならない状況に追い立てられる。
3分の1の患者では週に2回以上、中等症から重症の症状が起こる。特に夕方から夜間にかけて症状が増強するという特徴(勿論、日中でも症状が出現)があり、入眠障害・熟睡障害や中途覚醒のような睡眠障害の要因となり、また日常の座ったままや、じっとした姿勢の活動を阻害されるため、放置していると日常生活に大きな影響を及ぼす。この結果、副次的症状として昼間の疲労感を引き起こす。
実際、患者は昼夜にわたり、生活の質(QOL)に悪影響を及ぼす様々な症状に苛まれている。回復が長引けば全身の「慢性疼痛」の症状がでてくる。
症状が悪化すると、睡眠障害と過度のストレスから「うつ病」を招き、最悪の場合、自殺する人もいる恐ろしい病気である。
~引用終わり~
「現在症状がある」という方を、今まで2名施術しました。
1名は、ここ2~3年の症状だったので、一回目の施術後からすっかり症状が出なくなった、と喜ばれていました。
もう1名は、現在も継続して施術中で、「施術したあとはむずむずしないけど、疲れるとまたむずむずする」「程度は低いけど、やっぱりする」など、スッキリ症状がなくなった!とは言えない状態です。
でも、「辛くなったときに、こうすれば楽になる、ということがわかっただけでも、気持ちがすごく楽」と言ってくれています。
色々二人で試行錯誤して、どうやったら症状が楽になるか、研究してきました。
「筋肉の緊張をゆるめれば、むずむずがなくなる」ということはわかったのですが、日常生活で、緊張癖がまだ抜けきらないうちは、症状が再発するので、辛い夜を迎えてしまいます。。。
お風呂に20~30分ゆっくり入るようになったら、以前よりも改善しました。
最近では、ストレッチを自分でするだけでも、むずむずが消えるようになってきています!
なので、このブログを読んで下さってる方で、もしむずむずで悩んでる方がいらっしゃいましたら、ストレッチを試してみてはいかがでしょうか、と思います。
気になる部分の筋肉を、ゆっくり伸ばして、30秒そのまま伸ばして下さい。
このとき、絶対に無理やりしないように、「気持ちいい」範囲で止めて下さい。
昔、体育の授業などでは、「ぐいぐい」と強い力でストレッチしてましたが、それでは筋肉がしっかり伸びないようです。
息をゆっくり吐きながら、じわーーーっとゆーーーっくり、というイメージでしてみて下さい。
あまりにも筋肉の緊張が強ければ、これだけでは改善されないかもしれないですが、楽になる場合もきっとあると思います。
むずむずしてきたら、すぐにストレッチしてみて下さい。
自然形体療法の施術を受けて、あらかじめ筋肉の緊張がとれてきている時の方が、緩和されやすいと思います。
症状が長い方でも、あきらめずに続けていれば、きっと楽になると思います。
(今回の方も、15年以上むずむず脚症候群の症状があったそうです)
すっかりなくならなくても、ストレッチしただけでも眠れるような体になれれば、だいぶ生活が楽になると思います。
あきらめたくない方の力になりたいです。
ストレッチは、一般的なもので大丈夫です。
自然形体は、お近くで施術できるところがないか、探してみて下さい。
自然形体の治療院一覧