肉離れ

函館から、2週間続けて、土日かけて2回ずつ施術を受けに来て下さった方の話です。
59歳の男性の方です。

施術前に、メールで症状を詳しく教えて下さいました。

2月9日(月)午後7時20分頃
スタジオにてエアロビクス中に、突然左ふくらはぎに蹴られたような激痛が走りました。スタジオにてすぐに、アイシングを行い、自宅まで送ってもらいまいた。
その後痛みが激しくなるので、夜間の救急センターに行きましたが、整形専門医が不在で翌日、勤務できる状態ではなかったので(全く足がつけない状態)休暇をとり、整形外科を受診しました。左内側頭腓腹筋の肉離れということでした。
翌日(2月11日)は祝日だったので一日安静にしていました。
その後、2月12日~勤務しながら、湿布等を続け何とかべた足で歩けるようになったものの、筋肉が引っ張られる感じは取れません。
 3月22日の東京マラソンにエントリーしており、奇跡的に完治して出場できないかと思っています。

わたしは、「肉離れ後遺症」は施術したことありましたが、初めてのなりたての肉離れでした。
肉離れは、Ⅲまでいってたら、施術ではすぐに良くならずに、「回復しやすい体を作るお手伝い」くらいになってしまうと思いますが、その手前なら多少なりとも楽にできると思うので、施術することになりました。

話を聞くと、病院でⅠとⅡの間と言われた、とのことで、断裂はしてないらしく希望が持ててきました。

初回の施術前は、あおむけでつま先を背屈してもらうだけでも痛みとつっぱり感がありました。
歩くと、つっぱる感じがして痛い、と。
(つま先立ちのような格好になると痛みが出ます。)
施術すると、だいぶ楽になりました。
でも、まだ歩く時にふくらはぎが伸びると、痛みが出ました。

次の日に、2回目の施術でした。
問診をすると、「かなりつっぱり感がなく、だいぶ普通に歩けるようになりました。まだ完全ではない。
つま先立ちになっても痛くなくなりました」とのことでした。
昨日と同じように施術しました。
すると、昨日の終わったあとよりも、更に楽になって下さいました。

5日間あけて、次の土日でまた来院されました。
ちょうど、札幌で会議があったそうで、よかったです。
「少しずつ、様子を見ながら歩いたりしてみてて、水曜から2.5kmを往復と、45分間のウォーキングをしてみたが、調子いい。昨日は軽く走ることもできた」と。

初回の時に硬かった筋肉も、さわったときにふわふわするようになってきていました。
筋肉がカチカチなままだと、血液がうまく流れないから、修復も遅れてしまうので、ふわふわになってほしかったから嬉しいです。

土・日の二日間、念入りに施術をして、帰る頃には、歩いても軽く走っても、痛みや違和感がほとんどない状態にまで回復できました。
良かったです!とても喜んで頂けました。

3月1日に施術したのが最後ですが、函館に帰ってから、3月9日にメールを頂きました。

「私は怪我の方も大変よくて,土曜日には30K走をこなすことできましたし,
痛みは出ませんでした。
1キロ6分30秒から50秒くらいのゆっくりしたペースですが
出場できそうなのでとても嬉しいです。
今のところ無理せず頑張っております。先生のお陰です。本当にありがとうございます。」

わたしも、本当にうれしいです^^
自然形体を習っておいて良かった!と思いました。
この療法を受けられなかったら、今頃この方は、せっかく出場の権利がもらえた東京マラソンを前に、辛いままの足で、落ち込んだり悩んでいたかもしれません。

「好きなことを、好きなだけできるような健康な体になる!」
というのが、わたしがいつも考えている、施術のゴールです。

痛くなったら、無理してこじらせる前に、早く改善させましょう!
痛いまま無理して動いていると、余計に悪化してしまいます。
交換ができない大切な体なので、大事に大事に・・・かわいがって下さいね^^

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